前のページに戻る

Cultural Leonesa日記 05/06シーズン その1 快調な?出だし

2005/8/28 公式戦初戦 2−0 ○
 Palenciaとのホームゲーム
 スタメンは、ほぼプレシーズンといっしょ。
 怪我のRevetriaに代わって、MurciとFransiscoがツートップを組む。
 4−4−2で中盤の真ん中はダブルボランチ型。
 開幕のフォーメーションはこんな感じです。

CULTURAL050828_FORM_S.JPG - 7,248BYTES

普段は矢印は指定せず、戦術指定で前へを両サイドのMFへ指示。

ピヴォーテ(DM)は攻撃参加ON

両サイドバックも攻撃参加ON

こんな感じです。

 

 

 


25分 Burguenaのロングフィードを受けようとしたMurciをUrrakaが倒してFK。
   これをBurguenaが直接決めて先制する。
33分 得点につながったファールで怪我をした模様のMurciを下げ、Ruben Suarez投入。
37分 MLのMatoが左サイドのスペースにスルーパスを出すが、相手左SBにカットされる。
   しかし、これをGKに戻そうとしたバックパスをFranciscoが奪ってゴール。2−0とする。

後半、それぞれチャンスがあるも、得点は動かず、このまま終了。
開幕戦を2−0の勝利で飾ることができた。
ボール支配率は46-54で相手が持つ時間が多く、シュートもこちらの4/9とあいて3/8でほぼ互角。
ニュースでも「決定力の違いが勝敗を分けた」と報じられた。
新戦力Franciscoがデビューゴールを決め、なかなかの出だしになった。
怪我のMurciはたいしたことはなかったようだ。

2005/8/29 Mateo(AM)が怪我。1−3ヶ月らしい・・・
 Mateo登録抹消。Bから練習成果が著しいPinto(19/AM RC)を昇格させ登録した。

2005/8/31 移籍市場が終わる。
若手の有望DF一人と契約間近まで進んでいたのにキャンセルされてしまった。DFの枚数が足りないだけにおしい。
本当は3バックの3−5−2が好みなのだが、今の戦力でセンターDF3人を並べるとボランチや控えDFが足りなくなるので4バックでいくしかない。
まあ、下部リーグでは選手の負担分散のためにも4−4−2がバランスよく守備ができてマネジメントが楽なんだけど。

2005/9/11 公式戦第2節 1−0 ○
 Real Sosiedad Bとのアウェイゲーム。
 前の試合から2週間空いたため、メンバーは同じで望む。
 プレシーズン、アウェイでは苦しかったし、Bチームとは言えビッグクラブ相手。
 どうなることか。

 前半はお互い決めきれずスコアレスで折り返す。
58分 相手のDFがバックパスしたのがミスで流れたところをFranciscoが詰め寄る。
    ルーズボールをすばやくカバーしたMurciがGKと1対1になり冷静に決め、先制。
試合はこのまま1−0で終了。

支配率が55-45、シュート数も6/17と4/7でこちらが圧倒した。
もっと点が入ってもおかしくなかったが、前回と逆に決定力のなさが響いた。
しかし、前線からボールを奪いに行くプレーで2試合とも点を取っている。
積極性の高さはモチベーションの高さを表していると言えるだろう。
MurciはBから昇格させた選手。これからも期待に応えてほしい。

2005/9/18 公式戦第3節 3−0 ○
 Portugaleteとのホームゲーム。
 試合前、前回フル出場のMurciがコンディション89%のため、今期まだ出番のなかったFernandoをスタメンツートップの一角で起用してみる。
彼は自分が就任前から決まっていた新加入メンバーで、アマチュアでくすぶっていたのを取ってきたようだった。だが、この起用が思わぬ結果につながった。

 4分 初スタメンに士気も高いFernandoがシュートを放つもバーの上。
14分 センター右サイド付近で細かいパス回しをしていたCulturalだったが、右SBのDiegoがペナルティエリア中央へ速いクロスを入れ、
    それを受けたFernandoが反転してシュート。これが決まって先制。
19分 Ivan Casqueroがセンターライン付近からDFラインの裏を狙ってパス。これをうまくDFをかわしたFranciscoが受けてGKと1対1に。
    これは相手GKのファインセーブに弾かれるがこれを詰めていたFernandoが押し込んで2点目。
前半は2−0で折り返す。ちょっとした起用の勘が当たった感じだった。
後半。
56分 相手のバックパスがそれてFranciscoのところへ転がる。これは相手DFがクリアするがそのボールはなんとFernandoの足元へ。
    GKをかわしてシュートし、これでハットトリック達成。
試合はこの後もなんどかチャンスがあるが、結局3−0で終了。

Fernandoのハットトリックも意外だったが、シュート数は5/14に対して、相手シュートを0に抑える完勝になった。
支配率が50-50だったが、アクションゾーン(ボールがどこにあったか)で、自陣17%に対して敵陣(アタッキングサード)で30%。これが大きなポイントになった。
だが、これはFWに多大な負荷をかけたらしい。Franciscoは疲労のため後半79分に交代させたが、フル出場させたFernandoは試合後コンディション4%。
まあ、プレシーズンでも出番なかったし、仕方ない。次の試合では使えないかも。

ここまで絶対的なターゲットマンとして期待していたRevetriaを怪我で欠いたまま開幕を迎えた不安を他の選手の活躍で補う好スタートとなった。

2005/9/21 公式戦第4節 4−0 ○
 戦前のオッズではこちら有利。ここまで4試合ともこちら有利なのだが、ニュースの文面では、minnows(弱小チーム)扱いされてます・・・
 相手はReal Racing B。ここも親クラブは1部リーグなんで強いはずですが、みんなBチームってことでモチベーション低いのが付け入るところでしょうか。
 こちらは中3日のスケジュールのため、コンディションに不安が。前節ハットトリックのFernandoは54%までしか回復していないため今回はベンチ外。
 ツートップをMurciとFranciscoに戻し、これまでFW陣の消耗が激しかったのを踏まえてBからあげてきたPintoをベンチにいれてみた。
 二人ともコンディションが88%と91%なので二人とも交代させる可能性あり。
 場合によっては1ボランチ1トップ下か、1トップ1シャドーに切り替えることを視野に入れたベンチメンバー。

前半最初の15分は押し込まれる展開。最初のシュートと次のシュートはRacingだったが、これは枠を捉えなかった。
17分 中盤での競り合いからBurguenaがDFの裏へロングフィード。これをMurciが抜け出して拾い、GKもかわしてシュート。
    こちらの最初のシュートが先制弾となった。
23分 相手の右SB、MatabuenaがMurciを倒して一発レッド退場。
    相手は4−2−3−1を4−3−2に変えて対応。
前半は、お互いいくつかのチャンスをものにできず、1−0で折り返す。
すでにへばってきていたFranciscoに代えて、Ruben Suarezを投入。
戦術は少し遅めにワイドにいこうと指示した。
51分 ペナルティエリア少し手前、ゴール正面からBurguenaがFKを打つも、これはGK正面でキャッチされる。
    しかし、GKが左SBへ送ったボールをPablo Diazがインターセプト。
    これをエリア内のRuben Suarezにパスし、Suarezはそのままグラウンダーのシュートを決めて2−0。彼の今期初得点となった。
54分 左SB Ivan Casqueroがセンターライン付近からエリア中央へ速いクロスを放り込む。
    これにRuben Suarezが飛び込んで頭で合わせてゴール。投入後10分で2得点を挙げる。
64分 このあたりでRacingは1トップの4−4−1になっていたので、Sotoを下げてトップ下でPintoを使ってみる。
70分 左サイドを突破したMatoが深い位置からのクロス。これはGKがパンチングで弾くが、これがエリア外正面にいたBurguenaのところへ。
    これをボレーでミドルシュートし、みごとゴールへ突き刺す。4−0と大差をつけた。
78分 ラフプレーで怪我はついてなかったがコンディションの落ちていたDiegoに代えてDFのSergio Ruedaを投入。
    この辺りですでにRacingは戦意を失ったのか、ボールをクリアするかタッチに逃れるのがやっとのプレーに終始した。
終了間際にもチャンスがあるが、これはゴールをはずれ終了。
4−0の大差で勝利した。
Diegoの負傷によりMurciの交代ができなかったが、ここはFernandoとのターンオバーが吉か。そろそろRevetriaも怪我から復帰するし、なんとかなるだろう。

2005/9/25 公式戦第5節 2−0 ○
 相手はZalla。4日しか空いてなかったが、ツートップは前節と同じMurci、Francisco。控えに怪我から復帰のRevetriaを入れた。

5分 エリアすぐ前、やや右の位置からBurguenaがFKを直接決めて先制。
22分 エリア手前でボールを受けたFranciscoがエリア内にスルーパス。これをDFをかわしたMurciが決めて2−0。
64分 ツートップを同時に交代。Ruben Suarez、そして、今期初出場のRevetria。
81分 PKを得たが、途中出場のRuben Suarezがはずす。

結局、前後半で動きはこれだけ。支配率では相手に負けたが、シュートは8/16に対して相手を0/1に抑え、危なげない勝利。
アクションゾーンも味方陣内には13%に対し、敵陣内には32%と、完全に押していた。
Revetriaは怪我明けということもあり、デビューゴールとはならなかった。

これで9月までの日程が終了。
開幕5連勝と予想外の出だしに正直驚いている。
やはり下位リーグだと、能力が一芸タイプでもそれなりに活躍してくれる。