1.CUDAでGPGPUをはじめよう

作成日 2008/6/5 最終更新日 2008/9/18

まずは、GPGPUをはじめるための開発環境を整えましょう。
これはすべてフリーのツールで手に入ります。
用意するものは、
GeForce8600以上のGPUを持つグラフィックカード
VC++ 2005 Express Edition(WEBインストールのプログラムがダウンロードできます)
Windows用Platform SDK(環境変数の設定がいくつか必要 です)
CUDA 2.0(NVIDIA公式のページ)

現在、CUDAは2.0のβ版が公開されていますが、とりあえず、1.1でやってみようと思います。
CUDA2.0が正式リリースされました。あまりいじってなかったのでCUDA2.0でやっていきます。
CUDAでダウンロードするファイルは、ToolkitとSDKです。
また、CUDA用のドライバが必要です(最新のドライバが同じページからダウンロードできます)。

ここまでできれば、SDKに含まれているサンプルプログラムをコンパイルすることが可能です。

CUDA2.0β2 をモバイルで使う
CUDA2.0β2は、公式にはモバイルのGeForceでも動くことになっていますが、そのままではインストールできません。
その方法について書いてみました。
が、正式リリース版ではこの不具合は解消されているようです。一応、記事は残しておきます。

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